記憶掃除屋シリーズ:番外編

記憶掃除屋シリーズの外伝的存在。
本編シリーズとは時系列と登場人物が大きく異なる。
こちらの方にだいたい共通して登場するのは『クラワルド=クラフォード』と名乗る正体不明の男。


01.舞台(2000年)
原点:不明

主人公は『相良鏡治』という名の青年のハズ。
『SideA』と『SideB』の二つの物語がほぼ同時並行進んでいくという、奇妙で読みにくい構成になっているのが特徴の一つ。
それにも一応理由があるのだけど、ネタバレになりかねないのでここでは割愛。
ただ、どういういきさつでこの作品ができあがったのかは実は記憶になかったり。
確か書いたのは高校生時代のハズ。
何故か僕の作品の中で一番好きだと言ってくれる人が何人かいるのだが、残念ながら書いた当人にはなんで書いたのかすら記憶にないため思い入れもなく、正直ちょっと複雑。助けてミスター!
とか書いてたら十数年してふと思い出した。以下、相当なネタバレにつき、反転。
これ、題名も忘れたけど『夢を持つということはそのイメージに相当するキャラクターが自分の中に生まれるということで、その夢を忘れる、失うということは、自分の中でそのキャラクターが死ぬということ』という設定の舞台が原点だった。
よく思い出したな自分。

02.手紙extra(2003年)
原点:『Do you know me?とだけ書かれた手紙の封入された小瓶』および『忘れたい過去のフラッシュバック』

大学時代に実家から届いた『Do you know me?とだけ書かれた手紙の封入された小瓶』というお題の第二弾。
今回は、知り合いの『犬が、忘れたい過去なのに掘り返して持って来ちゃったんですけど、私、どうしたらいいんでしょう?』とかそんな抽象的な意味合いのヘルプコール含みで来たりして微妙に困ったのも今では良い思い出。



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