肆
唸る様な低い声が――其れで、何様云う心算だと噛み付く様に咎めた。
「何様云う心算てェなァ何でェ」
「惚けるない」
梅吉は鋭い眼光を緩める事無く目の前の男に注ぎ、続けた。
「今出て行った巳之吉よ」
お前、一体何の心算で脅し掛けやがった、と問うと、男は彼れかと鼻から息を吐き、知らねェよ、と応じた。
「知らねえだと」
「然うよ」
「お前、彼れを伊達や酔狂で遣ったってのか」
鼻白む梅吉に――
「然うじゃねェよ」
眠てェ事云ってンじゃねェ、と男は蹴り付ける様に云った。
「忘れたのか、此方人等、脅かして幾らの仕事だぜ。其処に刔付けられたら堪った物じゃァねェ」
「忘れちゃ居らんが」
脅かすだけ脅かして逃がしたんじゃ商売にすら成ら無いだろうよ、と問い詰める様に云うと、男は、好いンだよ、と手を振った。
「細けェ事ァ」
其れよりも話を戻すぜ、と云われ、梅吉は憤然とした表情乍ら、閑かに頷いた。
「詳しい事ァ分からねェが、何だ、纏めると、お前さんが大天狗様ン処から御宝や隠し金くすねて来仕舞ったてンで、追っ手が掛かったと思って好いのかよ」
「然うじゃ無い」
と、梅吉は声を絞り出す様にして答えた。
「否、向こうは然う云う心算なのかも知れ無いが、彼れは全部天狗の親分が餞別にって呉れた物で、天狗の親分が死んだからって返せの何のと云われる筋合いは無い物だ」
好い迷惑だ、と梅吉が云うと、男は其ンな理屈が通じる相手かよ、と返した。
「ヤレヤレ、お前さんにゃァ世話にも成ってるから斯う為て手ェ貸して遣ろうかって話にも成るがよ、其処行くと――」
返し仕舞って御終いてェ訳にゃァ行かねェのかよ、と男が問い掛けるが梅吉の反応は、行かんな、とにべもない物だった。
「大体、返そうにも残って無いからな」
「ねェのか」
「何年前だと思ってるんだ」
「然う簡単に費い果たすかよ」
「飢饉だ何だと物要りだったのだ」
云いやがるぜ、と男は嘆息した。
「お前さんが此処に棲み着いて以降、巨ェ飢饉は無かった筈だぜ」
「好いだろう、細かい事は」
同じ台詞で返されたが、男は気を悪くした風も無く、好いがよ、と平然と応じた。
「抑もが目録が有る訳でもねェ。返そうにも未だ隠してるンじゃァねェかと疑られちゃァ限りもねェ」
別の手を考えるしかねェからな、と男が云うと、梅吉は、だがよ、と顎を撫でた。
「然う悠長に構えて居られる時間が有る訳じゃ無いぞ」
今の処、未だ動きが見えない以上流石に今日明日て事は無いだろうが、近々何か強硬な手に出る可能性も有る、と梅吉が云うと、其処よ、と男は梅吉を睨む様にして云った。
「間違いねェのか」
「間違いであって欲しいがな」
此れを見ろ、と梅吉は胡座を崩して何かを拾い上げ、男に見せた。
薄暗がりでも男には瞭然と知れたらしく、唸る様に男は応じた。
「八ツ手か」
先割れた緑の大葉をばさりと振って、梅吉は頷く。
「天狗の葉団扇だ」
「此れを何処で」
「幾日前かな、戸口に打ち付けてあった」
其んな真似を為る様な奴に、他に心当たりが有るか、と梅吉は云う。
「ねェな」
上方依り西に行きゃァ珍しくも何ともねェが、と男も頷く。
「此の辺りで態々探すか何か為て迄持って来ての仕業と来りゃァ、天狗の一味参上てェ意思表示だろうと推りは付く」
成程解ったぜ、と男は頷いた。
「で、其れ以降動きはねェのか」
「無いな。二、三日様子は見たが不気味な位に閑かな物だ――否、待て」
梅吉ははたと言葉を止め、唇に指を当てた。
閑かにしろと云う仕草に、男も怪訝そうな表情で口を閉ざす。併し、男の耳には何も聞こえ無い。辺りを窺うが、人の気配も無い。
稍有って、一体何でェ、と声に出そうとした其の時、砂利を踏む微かな音が漸く耳に届いた。其れは徐々に大きく成り、梅吉の家の前で止まった。
と、同時に、戸が外から二度叩かれた。
「誰だ」
梅吉が身構えつつ誰何の声を上げると、戸の向こうからは、失礼致しまする、と僅かに上擦った声が応えた。
次いで、難々と鳴らして戸が開く。
其処には、二人の男が立って居た。
逆光のせいで顔は好く見えぬ。
見えぬが、見覚えの有る村の者では無い様であった。
「誰だ」
と、梅吉が今一度問い掛けると、先に立って居た男の方が口を開いた。
「失礼致しまする。某は江戸の材木問屋、近江屋の新三郎と申しまする。元は此の村の生まれ。此の度は故有って里帰りを致して居る処に御座居まする。して、梅吉殿は――」
「俺だ」
然う梅吉が応じると、新三郎は安堵した様に息を吐いた。
「此方は某の連れの桐彦と申しまする。申し訳御座居ませぬが、少々お話を聞かせては頂けますまいか」
「何の話だ」
「其れは――」
問い返されて、新三郎は戸惑う様に言葉に詰まった。
「其の――」
併し、切り出した以上は止める訳には行かぬ。
「此の村について、で御座居まする」
云われて、今度は梅吉の方が戸惑った表情に成った。
「何を云って居るのか好く解らないが、俺は此の村に来たのは六年程前だ。其処行くと、お前さんの方が余程詳しいんじゃ無いのか」
「否、其の、某が此の村を離れたのも六、七年は前の話で、詰まり――」
其の間の事が聞きたいので御座居まする、と新三郎は云った。
梅吉の訝しげな表情は変わらぬ儘である。否、困惑の色は深まったと云えよう。
「妙な御人だ。其れ位の事は両親にでも聞けば好かろう。真逆、死んだとは云うまい」
「否、否、生きて居りまする」
「其れならば、何か聞けぬ訳でも有るのか」
「聞けぬ訳と申しますか――」
と、云い難そうに又口籠もったが、其れでも改めて口を開き、聞いても教えて貰え無かったので御座居まする、と新三郎は答えた。
「某の両親だけでは御座居ませぬ。此の村の者、誰に聞いても、踏み込んだ処まで行きますると歯切れの悪い答しか返りませぬ。稚い頃より可愛がって呉れた親類縁者、付き合いの有った近隣の者も誰一人」
然う云って、新三郎は困った様に眉根を寄せた。くしゃりと歪んだ其の表情は見るからに情け無い物であった。
梅吉は哀れに思ったが、返せる答は決まって居た。ぐいと口を真一文字に結んで肚を決めると、梅吉は閑かに云った。
「新三郎と云ったか」
「肯」
「親御殿が語らぬ事であるならば、村の隅に厚意で棲まわせて貰って居るだけの俺の口から語れよう筈も有るまい」
新三郎の表情は一層情け無い物に成った。
「抑もだ」
俺には親御殿が黙して語らぬ理由が分からぬ、と梅吉は息を吐き乍ら云った。
「故に、不用意な事も云えぬ」
何ぞ意味が有るのだろう、と梅吉が結ぶと、新三郎は返す言葉を失って黙り込んだ。
暫く、沈黙が場の主と成った。
「其れでは――」
と、不意に新たな声がした。
「逆態に一つ、聞いては頂けませぬか」
然う口に為たのは、桐彦と呼ばれて居た、新三郎よりも幾らか若い男であった。
新三郎の陰より進み出ると、桐彦は深々と頭を下げた。
「改めてご挨拶致します。桐彦と申しまする」
然う名乗った男は、顔を上げて真っ直ぐに梅吉を見詰めた。
「私は、実を申しますと、十より前の物憶えが御座居ませぬ」
「何と」
「故に、定かな事は申せませぬが、若しか為ると、此の村の生まれであったのでは無いかと、考えて居りまする」
「成程、其れが新三郎殿の云った故と云う奴だな」
「御明察に御座居まする」
其れを確かめる為の里帰りだったので御座居まする、と桐彦は続けた。
「此の村迄の道程、景色には、成程何となく憶えも有る様な気が致しました。所が、いざ村に着いてみますと、何とも妙な処遇が待って居たので御座居まする」
「妙、とは」
御興味は御座居ましょうか、と桐彦が問うと、梅吉は小さく頷いた。
「其れならば――」
と、桐彦は続けた。
「お話し致しまするが、其処で若し此の村の者達が何を黙し、何を語らぬのか、見当が付けば、差し支え無い範囲で構いませぬ。教えて頂きたく存じまする」
「成程」
然う来たか、と云って梅吉は毫し考える風であったが、軈て、好かろう、と頷いた。
「俺に何が話せるかは分からぬが、先ずは聞かせて貰おう、其れで好いか」
「構いませぬ」
と、桐彦も頷き返した。
「先程も申しました様に、私は十より前の憶えが御座居ませぬ。併し、此れなる新三郎殿の勧めも有り、此の度、故郷かも知れぬ此の村に足を運ぶ事と相成りまして御座居まする」
憶えの無い山里であり、憶えの無い人々である。郷愁など有ろう筈も無い。
況して、抑もの処、何かの間違いである可能性は未だ充分に有る。
縦しんば間違いで無かったにしても、離れて数年も過ぎる。
故に、歓待されるとは流石に思っては居なかった。
併しである。
「何様為れた」
真逆――
「彼れ程探して居たのでは御座居ませぬか」
此れ程迄に――
「面影など御座居ましょう」
目も合わせて呉れぬ待いを受けるとは思いも為なかった。
新三郎の言葉に、両親――と思しき二人は困った様に顔を見合わせ、目を伏せた。
無理も無いと云えば無理も無い。
突然、居なくなった子で御座居と知らぬ若者を連れて来られては困惑も為よう。
其の内情は思い測る事も出来る。
併し――
「ご覧下され、此の耳の後ろの痣など、見覚えも御座居ましょう。間違いは無いかと存じまするぞ、兄上、義姉上」
新三郎の言葉は空しく響く。
二人は、検めようともせず、ちらりと一瞥しただけで又目を逸らした。
此の反応は、一体何なのであろうか。
勝手な推測ではあるが、永時探して居た我が子と名乗る者が現れたのならば、少なくとも確かめようとは為るだろう。
金銭か何かをせしめる為の贋者であるやも知れぬが、其れを疑うならば猶の事、真贋を見定める必要がある。
否、連れて来たのが親類縁者であるのだから其処を信ずるならば、寧ろ諸手を挙げて応じても好い位である。
其れが――
「驚きましたぞ。真逆、江戸で出会えるとは思っても居りませなんだ故。併し、聞き覚えの有る声、見覚えの有る面差しや痣、右側の跛足と斯うも揃っては間違い無かろうと思いまして、帰郷を誘って見たので御座居まするぞ」
さあ、ずずいっと近くに、と勧める新三郎であったが、矢張り両親の反応は芳しくは無い。黙して、座して、丸で首を振るだけの置物の様に顔を見合わせる許りである。
勿論、新三郎も、何かが奇妙しい事は察して居る。
併し、其れも此れも余りに離れて居たが故の隔たりであろう。なれば、其れを取り持つのも己の仕事、と然う決めて居る様であった。
故に、必要以上に陽気な声で、いやあ、と続ける。
「此の新三郎とて、別たれた年月が一朝一夕に埋まるとは思って居りませぬ。併し、言葉を交わさねば通じる物も通じませぬぞ。何故斯うも戻って来なんだのか、不義理では無いかと憤る兄上、義姉上のお気持ちも分からぬでは御座居ませぬが、其れも仕方の無い事。此れなる余一、否、向こうでは桐彦と名乗って居りまするが、戻れぬ理由が有ったので御座居まする。と云うのも――」
攫われた弾みか、何かの事故か、此の桐彦、十より前の憶えが御座居ませぬ、と、新三郎は声を秘めた。
「故に元の名を失い、生まれの地を忘れ、帰ろうとも帰る事が出来なかったので御座居まする。其処に免じて、憤りも悲しみも水に流して、此処は一つ積もる話をば――」
と、再び新三郎が声を張り上げた処で、家の戸が外から叩かれた。
御免下され、と声がするなり戸は開け放たれ、新三郎が御邪魔して居るとか、と云い乍らどかどかと上がって来たのは、新三郎の両親であった。
見れば表道には村の者達が雁首揃えて鈴生りである。
新三郎が見慣れぬ男を連れて村に戻り、自分の家にも戻らず親類の家に上がり込み、然う為て何やら話して居る様であると、其の報せが村中を駆け巡り、何事かと村中が聞き耳を立てて居た模様であった。
当の新三郎は少々驚いた様子であったが、直に気を取り直し、お久しゅう御座居まする、父上、母上、と頭を下げた。
併し、新三郎の両親は其れにも取り合わず、話は聞こえて居た、と閑かに告げた。
「――其れならば話は早い」
此れなるは甥の余一、否、今は桐彦と名乗って、と云い掛けたのを、黙れ、と制したのは、新三郎の父であった。
「お前は相変わらずだな」
江戸で毫しは成長したかとも思ったが、性質の浮ついた処は然うは変わらぬか、と嘆息する。
「好いか、新三郎」
余所様の家の事に口出しを為るでない。
「な、何を、父上――」
「好かれと思って遣ったのだろうが、其処がお前の考え無しの処だ。見よ、お前が要らぬ事を為た所為で此の様では無いか」
人を遠方迄引き摺り回し、親類を徒に困らせ、村中を無闇に騒がせて居る。
「此れが我が息子の遣った事かと思うと、情け無くて涙が出るわ」
「し、併し――」
「併しも案山子も無いわ、此の戯け」
好いか――
「此れに懲りたら直に江戸に戻れ」
「併し――」
「好いな」
然う云い措いて、新三郎の両親は疾風の様に立ち去った。
残された新三郎は呆然と其れを見送った。
入り口からは、未だ村の者達が中を窺って居る様子であったが、其れも一人去り、二人去り、終には誰も居なくなった。
桐彦は、黙って新三郎の肩を叩いた。
緩々と振り返る信三郎に、桐彦は、参りましょう、と小さく告げた。
稍有って、新三郎も失意の儘小さく頷き返す。
然らば、御免、と小さく呟いて、二人は家を出た。
最後迄、両親とは目も合わぬ儘であった。
成程、と梅吉は頷いた。
「其れだけでは御座居ませぬ」
と、桐彦は続ける。
「家を出てより、途次村の者に声を掛けようと致しますと、目も合わせずに皆怯えた様に逃げて仕舞いまする。話を聞こうにも、話を為ようにも、何も手立てが有りませぬ。時折、昔の余一を知る者に邂い、興味本位で二言三言話が出来る事も御座居ましたが、大抵は――」
「故に、俺を訪ねて来たのか」
「左様に御座居まする」
然う云って、深々と桐彦は頭を下げた。
「我が子が居なくなった際には探し回って居た筈の両親の此の変わり様。何か有ったとしか思えませぬ。若し、何か御存知で御座居ましたら、何卒お教え頂きたく」
云われて、梅吉は毫し考える風であったが、肯と頷いた。
「先程も云ったが、俺は村の隅に棲まわせて貰って居る身。故に踏み行った処は分からぬし、語れもせぬだろう。併し、此の村で過ごしての幾年かの中に、お主の両親を変えて仕舞った契機が何か在ったとは思えぬ、と云うのが正直な処だ」
「――御座居ませぬか」
「逸るでない」
声に失望の色を滲ませる桐彦を、梅吉は短く制した。
「俺が云って居るのは、然う云った大きな出来事は無かったと云う事だ」
「と云いますると」
「村の者は、皆、怯えて居た様であったろう」
「左様に御座居まする」
「其処よ」
ずいと、梅吉は膝を乗り出す。
「お主も聴いて居よう。此の村より子らが居なくなった経緯を」
肯、と桐彦は頷いた。
「山の神の怒りに触れたのでは無いか、と然う伝わって居るとか」
「然うだ。詰まり、攫われた子らは此の村の大人達にとっては、自らの破った禁、犯した罪其の物なのだ」
居ない事こそが、欠落こそが、此れ以上無い程明白に、己が咎を忘れるなと囁き掛ける。
「子らが首が塚に消えたが猶の事。村から出た罪人は、首を其処に埋め、罪を清め、山に還るのが因習。なれば罪が塚に消え、残された村の者達は山に還る其の日迄罪人として生きねばならぬ。其れを抱え、時間を掛けて受け容れ、癒やして今が在る」
其処に桐彦、お主が現れた。
「お主はな、過去より立ち返った、拭い去りたい罪を責める亡霊よ」
否、お主が悪いのでは無い、と梅吉は声を落とした。
「併しな、己が罪の象徴を、晒された己の生首を、正面に見たいと思う者は居らぬのだ」
赦せよ、と梅吉は頭を下げた。
慌てたのは桐彦だ。何も梅吉に罪は無い。
「か、顔をお上げ下さい。梅吉殿が悪いのでは御座居ませぬ」
然う云うが、梅吉は未だ視線を床に落とした儘、動こうとは為なかった。
桐彦と新三郎は顔を見合わせる。
話は分かった。
事情も知れた。
併し、此の状況を如何為れば好いのか。
「――悪ィと思うンなら、何様でェ」
と、奥から声がした。
此れ迄は沈黙を守って居たもう一人の男が、埒が明かぬと許りに口を開いたのである。
「お前さん、此の二人を此処に泊めて遣るってェのは」
云われて驚いたのは桐彦と新三郎である。
「否、其処迄世話に成る訳には――」
云い掛けた桐彦に、男は、能く考えて御覧なせェ、と云う。
「今晩、お二人は此の村の一体何処で寝む御積りで」
其方の新三郎殿は未だ好いですぜ、と男は続けた。
「御実家が在る以上、其処に戻りゃァ寝床は在る。其処行くと、桐彦殿は如何為るんで」
成程、と桐彦も漸く頷く。
桐彦の、否、余一の実家が受け容れて呉れれば其れで済んだ話ではある。
併し、彼の様子では其れは難しかろう。
加えて、新三郎の実家の方も、桐彦を余り好くは思って居ない節が有った。
なれば――
「まァ、見知らぬ家に桐彦殿を一人泊めて、新三郎殿は一人御実家てェのも――」
「何を仰るか。安心召されよ桐彦殿、一人には致しませぬぞ。梅吉殿、其の、若し宜しければ――」
「承知した」
梅吉は二つ返事であった。
「此の村に居られる間は、俺が面倒を見よう」
其れで好いか、と梅吉が問い、新三郎と桐彦は、お願い致すと頭を下げた。
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