屋上シリーズ

元々は『屋上から飛び立つ恋』という、知り合いが書いた小説。これはそのオマージュの集合体だと思ってもらえると良い感じ。
『屋上から飛び立つ恋』のあらすじ(前半部)は以下。

あなたの命はあと二ヶ月であると、死神から死の宣告を受けた高校生である主人公(塚原よし美)は、その言葉が気にかかって授業も手につかなくなり、サボって屋上へと顔を出す。そこで彼女は、同じクラスのサボりの常習犯である男子生徒(上坂祐也)と出会うのだった。
あるときは言葉を交わし、あるときは強引に自分を学外に連れ出す祐也に振り回されながら、彼女はだんだんと祐也に心を開くようになり、いつしか淡い恋心を抱くようになっていったが……

この作品に感銘を受け、
1.物語の冒頭で何者かに『あなたの寿命はあと二ヶ月です』と宣告を受ける
2.『屋上』が何かしらの形で登場する
3.タイトルは『屋上から飛び立つ恋』をもじる
という三つの条件を課して、他の友人たちでオムニバス形式で話を持ち寄った時に、僕が持って来たのが下記の作品群。
というか、こんな説明の仕方したらなんかバカにしてるように聞こえるな。
感銘を受けってのも、皮肉みたいにとられかねないかも。
別にそんなつもりないんだけど。


屋上から飛び降りる「どす恋」(2001年)
原点:屋上から飛び立つ恋(虹奈夕希) & どすこい(仮)(京極夏彦)
最初に書き上げた、本気でパロディ作品。
一字一句、元の作品からトレースしようとした形跡があるのだが、どこまで本当にそうしたのか今となっては完全に不明。
全編を通してほぼギャグという、僕にしては珍しい作品でもある。
ちなみにギャグの語源は、開いた口を塞がらなくさせるものという意味なので、その程度のものと思って読むの推奨。
ちなみに『どすこい(仮)』は、着想の原点をもらっただけで、実際の本作とは一切関係ない。


屋上から飛び立つ鯉(2001年)
原点:屋上から飛び立つ恋(虹奈夕希)
パロディ作品の二作目。
全編を通してほぼギャグというのは上記のとこの二本以外に今のところ無し。
こちらは元の作品からのトレースは一切無いはず。
あと、エセ大阪弁+エセ名古屋弁という奇妙な言語に突っ込まれても困るのでそこはスルーするの推奨。



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